読書記録「3原則」山梨広一 著
働き方改革。様々な企業が残業規制、在宅勤務、副業などの施策を打って取り組んでおり、生産性向上を目指しています。その一方で、強制的に残業規制のため職場の電気が消え、在宅勤務というサービス残業にシフトしただけで、働き手は給料は減るし、プライベートな時間まで侵食されているといったことも耳にします。
そもそも働き方改革ってなんのため?
その疑問への一つの回答として本書では3原則を意識せよというメッセージを発信されています。
- 無駄をなくす
- 徹底的にこだわり抜く
- あえて「遊ぶ」
これらの働き方の種類のバランスを自分なりにうまくとっていくことが働き方の進化するのだそうです。
無駄をなくし生産性(効率)を高めていく、そして重要なポイントは深く掘り下げ考え抜くことで価値を高め、あえて遊ぶことで新しい価値につなげるという感じです。(読んだ主観で言ってます…。)全体的におっしゃっていることはとても真っ当だし、その通りできれば完璧だなぁと思うんですが。わたくしにはちょっと無理かもというとこが結構ありましたね…。だってぬるま湯ですよ…。なんとなく「できる人」が更にできるようになっていく、そんな感じの印象でした。序章で本書の概要が網羅的に書いてあるので、気になったところを突っ込んで読んでいくというスタイルでも良いかもです!
仕事を定義する
仕事については自分なりの定義を持ち、時間をコントロールすることで、より能動的に取り組めるとも書かれていました。目標設定についても、ただ上からきたものを作業ベースで書き出すのではなく、あくまでもwhatに注目せよとのことです。そして同じ仕事でも違った複数の定義があってもよく、またステージによって常に再定義していくと良いと書かれていました。定義を考える上で、オリジナルの目指している価値を具体的に書くと良いのだそうです。
会議
会議のやり方、資料作りについては的確なツッコミが入ってました。その通りだよなぁと思いつつ、下っ端な私はダメ会議と言われる方式に従っているんです。怖いんです。上司が。ただ、私資料作り下手くそなので、ごもっともな指摘をいただく上司はありがたいと思ってます。
そーいえば最近会社も変わってきたかもなぁ。会議資料は最高5ページとかだし、そうなると本質的なメーセージをどう表現するかを自ずと考えていますね。結構しんどいですが良い傾向ですね。ブログもシンプルが一番かなぁ。
いやいや効率重視じゃだめなんだ!このブログは道草!
ということで、目的は自分探しなので「あえて「遊ぶ」」に重きを置いて書いていきたいと思います!